四点からなる写真作品は宇宙の四大元素を象徴している。
「エントロピー•オブ•ラブ」ー 風
「バーニング•デザイアー」ー 火
「ミラー•オブ•ウォーター」ー 水
「ピユア•ランド」ー 地
四大元素と言うのは、古くインド哲学にあり、宇宙を構成している四つの要素のことだ。
一つの作品は仏教美術と仏教思想に関係がある。この作品について書くつもりだ。
「ピユア•ランド」Pure Land
 |
http://www.drediknight.com/?p=41 |
死海の風景を背景に、阿弥陀如来(あみだ にょらい)に扮した森は菩薩(ぼさつ)に囲まれて、 空中に浮揚(ふよう)している。写真はとても色彩に富んで、漫画のページから取られた絵のように見える。「ピユア•ランド」は阿弥陀尿来の浄土(じょうど)を表す。 阿弥陀はあらゆる生類を救うために極楽浄土を作った。極楽浄土のおかげでだれでも、他力に信じれば、悟りを開けることができる。他力と言うのは自力の反対語だ。例えば、禅宗の教えで、人は自分で悟りを開ける事ができる。でも、これはとても難しいから、阿弥陀から手伝いを受ければ、もっとも簡単に悟りを開けることができる。阿弥陀の手伝いは、他の力の手伝いですから、他力と呼ばれている。
森は京都の平等院(びょうどういん)の鳳凰堂(ほうおうどう)の阿弥陀如来をリメクした。
 |
鳳凰堂の阿弥陀如来
http://post-concrete.com/dharmadhatu/?p=36
|
原像は定朝(じょうちょう)で作られた。定朝は平安時代に活躍した仏師の彫刻家だった。森の写真の中に阿弥陀如来の姿は伝統的な姿よりもっとも易しく見える。でも、目を閉じたままの姿の意味は何でしょうか。阿弥陀如来はもうあらゆる生類に見ていないか。如来を囲まれている菩薩は、子供っぽい存在になって、現代の楽器を弾いている。森はポップ文化の時に育てた若者のために理想的な極楽を作ったのでしょうか。
ピユア•ランド は平等院の鳳凰堂の阿弥陀如来のリメクだと読んだらびっくりしました。まず森万理子の絵と平等院の阿弥陀如来は全然違うと思いましたが。森の絵をよく見ればピユア•ランドと阿弥陀如来は共通点が多いでう。昔の人に伝統的な阿弥陀如来のイメージとても身近なものでしたが、今、特に若者にとって、そのようなアニメのピユア•ランドはもっと印象的だと思います。
OdpowiedzUsuń私はちょっと気になったのは、森万里子はどのように自分の絵を作りますか? 彼女のアートを見たら彼女は主に写真を使いますが、ピユア•ランドの菩薩たちはCGだと思います。
カーシャ